第38回生 合格体験記  先輩から君たちへ

第38回生 大同大学

 僕は一般入試で、4大学、のべ13回の入試に挑戦しました。そして、大同大学に進学します。僕は、遅刻や欠席が多く、推薦や学校指定推薦ではなく1年生の終わりに担任の先生と相談して一般入試で大学に挑戦することを決めました。
 大学受験のための勉強を2年生では学校に残って1時間していました。3年生で部活を引退した5月からは2時間に増やしました。夏休みには夏ゼミと補習に参加してがんばりました。そして10月の後半からは3時間は学校で勉強するようにしました。また、教科の先生にお願いして、土曜・日曜にも学校で勉強をするようにしました。僕は、勉強が嫌いで、受験勉強は不得意で、家にいると好きなアニメを見たり、ゲームをしたりしてしまうので学校で勉強するようにしました。家では、アニメやゲームでストレスを発散し、学校で勉強をがんばるようにしました。勉強の中心は得意科目の数学と物理で、苦手科目の対策よりも、得意科目を伸ばすようにしました。付き合ってくれた先生に感謝しています。
 反省はたくさんあります。苦手科目の勉強のバランスをもう少し考えるべきでした。スマホやマンガが近くに置いてあるとなかなか集中できません。普段から遅刻や欠席が多かったので、受験当日も大丈夫か自分が心配でした。早く寝るようにしました。寝る前に準備する習慣がなかったので、当日時計を忘れて時間配分に気を使いました。準備は大切だなあと思いました。センター試験の日に雪が降って大変でした。
 これから大学を目指す皆さん。僕の反省から、一般で大学を目指す人は早くから勉強をして、準備を早めにしてください。




第38回生 椙山女学園大学 文化情報学部 メディア情報学科

 この度私は、椙山女学園大学文化情報学部メディア情報学科を、一般推薦で受験し合格しました。
 私は、入学当初は就職か専門学校を希望していましが、先生からの勧めもあり、大学進学へと進路の希望を転換しました。受験先を本格的に決定したのは、3年生の1学期の成績が出た頃でした。一生懸命勉強した甲斐があり、1学期の評定平均は5.0でした。指定校推薦も進められましたが、公立大学と併願するために、一般推薦にしました。受験科目は、両大学とも小論文と面接でした。自分でエンジンがかかったと思えたのは体育祭が終わった瞬間でした。
 入試までに、新聞の社説を要約したり、過去の問題を何度も解きなおしたりしました。その甲斐あって、小論文のある試験は2大学とも合格しました。結局、公立大学は残念でしたが、椙山女学園大学に合格できました。
 これまで私が頑張れたのは、先生方と友人のおかげです。小論文の指導をして下さったのは先生方ですし、新聞は友人から譲ってもらって勉強していました。
 この試験を通して、多くの人に関われた事を嬉しく思います。一年間、いい経験になりました。




第38回生 トヨタ自動車株式会社

 私は尾西高校に入学してから、就職すると決めていました。はじめは公務員を目指していましたが、進路の先生の勧めでトヨタ自動車を志望することを決めました。トヨタ自動車は世界の中でトップクラスの企業であり、その企業で自動車を造ってみたい、造った車を世界の人に乗ってもらいたいと思いました。
 就職するにあたって取り組んだことは、勉強と面接練習です。勉強は、問題集を使ってSPIに取り組みました。何度も繰り返し取り組んだおかげで、当日の筆記試験で解けた問題が多く、自信を持つことができました。
 面接練習は、早朝練習や夏休みの練習に取り組みました。面接指導の先生から声が小さい、内容が具体的でないなど厳しい言葉をかけられ、何度もやりたくないと思いました。しかし、合格したいという強い思い出で乗り越えることができました。その甲斐あって、本番の試験では、自分の思いを伝えることができたと思います。
 このような私の経験から2つのことが大切だと思っています。後輩の皆さんには、面接では自分の良いところを一つでも多くアピールできるように練習すること。また、筆記試験がある企業を目指す人は、何度も過去問に取り組むことで試験に余裕を持って望むことができること。この2つのことが皆さんを合格に一歩近づけるでしょう。
 何事も惜しまない努力を続けていれば、必ず結果はついてくると思います。





第38回生 アイシン・エイ・ダブリュ株式会社

 私は尾西高校に入学してから3年生のはじめ頃までは進学を希望していました。ですが、勉強があまり好きではない。そのまま進学しても良いのかということを考え、就職にすることにしました。
 就職先については、先生から勧められた会社について進路室で調べました。そして、希望して会社訪問をし、この会社に就職したいと思いました。アイシン・エイ・ダブリュでは筆記試験と面接があるので、筆記試験についてはSPIの問題集を買って取り組みました。面接練習はたくさん行いました。夏休み前から授業後に居残りをして面接練習をしてもらい、夏休みに入ってからは学校でたくさんの先生に面接練習をしてもらいました。入社試験では、ほとんどのところで面接がありますので、しっかり練習してください。
 会社での入社試験本番では、面接練習をしっかりやってきたことで、自分を企業のかたがたにアピールすることができました。
 企業に内定をもらうためには、部活にいくこと、休まないこと、勉強ができることだと思います。




第38回生 クラシエホームプロダクツ株式会社

 私は高校に入り先輩方に3ヶ年皆勤をすると良いと言われ、就職か進学か決めず、とりあえず3ヶ年皆勤をしようと考え、頑張ってきました。
 2年生になり、進路を決める際に、部活動のキャプテンや3ヶ年皆勤という武器があったので、就職しようと決めました。就職すると決めたからには、良い企業に入りたいと思っていました。しかし、3年間皆勤とキャプテンだけでは良い企業には入れません。そこで、私や私の周りの就職組みの友人たちはさらに頑張りました。この頑張ってきたことをこれから就職に向かっていく皆さんに伝えたいと思います。
 就職については、遅刻・欠席の数や部活動をしているかなどで大きく変わってきます。今学校や部活動を休みがちな人は、今からでも休まないようにしていってください。今からでも大丈夫です。途中からでも休まないようにしたことが評価されます。私は勉強ができるとはいえないので、面接練習に力を入れました。夏休みに入る前から朝早くに学校に来て面接練習をしました。自分もやってみようという人は、進路の先生に相談してください。ぜひ参加して、実力をつけてください。夏休みに入ってからはもちろん、夏休みが終わってからも面接の練習は終わりません。業後、面接の志望動機を考えたり、履歴書を書いたりするために、夜の7時まで居残りをしてきたこともありました。
 就職活動は、皆さんが思っているとおり、面倒くさいことばかりです。ですが、そこで頑張れるかで社会人となってからの収入や保障、生活が違ってきます。できるだけ良い企業に入社できるよう頑張ってください。そして先生に言いにくかったら、先輩を頼ってください。皆さんが良い企業に入社できることを願っています。