校長の言葉(平成30年度3月)

 今年の桜の開花は昨年よりも遅れているように思います。今は木蓮の花が満開です。入学式の頃の桜はどんな様子なのでしょうか。
 さて、3月は出会いと別れの季節です。1日(金)には第40回卒業証書授与式を行い、3年生144名が本校を巣立っていきました。
 当日は、地元の尾西第二中学校の伊藤校長先生、朝日西小学校の渡邊校長先生をはじめ、近隣の中学校の先生方、学校評議員の皆さん、PTAの役員・理事さん、そしてたくさんの保護者の皆さんにご臨席をいただき、式典に花を添えていただきました。
 卒業生は担任の先生から一人一人呼名され、返事をして立ち上がります。みな誇らしげな、いい表情でした。答辞を読んだIさんは尾西高校での3年間の思い出を、心を込めて語ってくれました。すばらしい答辞だったと、ご臨席いただいた中学校の校長先生からもお褒めの言葉をいただきました。
 私もこの40回生と一緒に尾西高校に「入学」しました。特別な思い入れのある学年です。高校生防災セミナーや高文連の広報部での活動など、学校外でも活躍してくれた人がたくさんいました。進学でも就職でも、昨年度以上の成果を出しています。彼らの3年間の努力に対して、心からの拍手を送りたいと思います。
 5日(火)には、私の母校でもある尾西第二中学校の卒業式に出席しました。LED照明に改装された明るい体育館。呼名に答える卒業生の返事も卒業の歌や校歌を歌う声も大きくて、厳粛で清々しい卒業式でした。そして、7日(水)と8日(木)には入学者選抜が行われ、19日(火)には合格発表、22日(金)には合格者説明会がありました。新入生を迎える準備が始まりました。新しい年度が始まるのだという実感が湧いてきます。どんな出会いが待っているのか、楽しみです。
 いよいよ平成30年度が終わります。3日後には新しい元号も発表されます。来年度に向けて気持ちも新たに、保護者の皆さんや地域の方々から信頼していただける学校づくりに取り組みたいと思います。
 この1年本当にありがとうございました。そして、来年度もどうかよろしくお願いいたします。

 平成31年3月29日
校長   三 浦 治 夫



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