校長の言葉(平成31年度の挨拶)

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 本校は、愛知県の北西部、岐阜県との県境近く、木曽川を間近にし、伊吹の嶺や養老の山並みを一望できる現在の地に、地域の皆様の熱い期待をうけて昭和52年4月に開校され、今年で創立43周年となる学校です。これまでに1万人を超える卒業生が本校を巣立ち、地域社会で活躍しています。
 全校生徒が400人にも満たない小さな学校ですが、愛知県教育委員会や地域の中学校のご支援をいただき、落ち着いた学習環境のもとで地元の生徒が安心して通える高校として、地域の皆さんから信頼していただけるよう全力で取り組んでいます。
 校訓に「真摯」をかかげ、真面目でひたむきな態度でものごとに取り組む姿勢が、すべての基本であるという教えを、教職員が率先垂範し、「師弟同行」による活力ある学校づくりを進めています。
 本校では、「生徒一人一人が夢や目標を持ち、学習することの楽しさ、大切さ、素晴らしさを感じることのできる学校づくり」を教職員一丸となって展開しています。1年生では、全てのクラスが30人以下となるよう編成し、一人一人の生徒に教職員がじっくりと向き合い、ていねいに面談を積み重ねていくことで、学校生活に適応させ、自己肯定感やコミュニケーション能力の育成に力を注いでいます。最近では、「部活動の生徒の明るく元気のよい挨拶がよく聞こえる」「少人数教育で面倒見のよい学校」といった声が多く聞かれるようになってきました。
 今後も、少人数・習熟度別授業を有効に活用しながら生徒の学習習慣を確立するとともに、3年間を見通したキャリア教育を実施して、生徒に高い目標を持たせ、その実現に向けて指導を進めます。また、厳しさのなかに温かみのある生徒指導に一丸となって取り組み、職員と生徒の豊かな人間関係を築きあげていきます。さらに、部活動や生徒会活動、学校行事を活性化し、「尾西高校生」としての自信と誇りを持つ生徒を育てるために全力を尽くしてまいります。皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
 中学生の皆さん、尾西高校で「夢」を語り、「夢」を育み、自分の「夢」を実現させましょう。全教職員が一丸となって、皆さんを支援します。


 平成31年4月
愛知県立尾西高等学校長
三 浦 治 夫



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